理事長あいさつ

理事長 境 勝明

 皆様 こんにちは、南相馬土地改良区理事長の境 勝明です。南相馬土地改良区のホームページをご覧いただき心から御礼申し上げます。

 さて、南相馬土地改良区の農地は、東日本大震災からの復旧・復興を契機に大区画圃場整備が一段と進み、個別営農から組織経営へと大きく変貌をとげています。

 各地区で法人組織が立ち上がり、今後はほとんどの農地で農業法人による大規模経営が推察されるなか、行政や農業団体等との一層の連携強化が求められています。

 このことから本土地改良区では、農家の皆さんや関係機関との連携を図りながら、農地の大区画化、農業用施設の適切な管理及び多面的機能の維持発揮など農業生産性の向上に向けた様々な取組を推進して参りますので、引き続きご支援ご協力をお願いいたします。

組織の沿革

 南相馬土地改良区は福島県の東部太平洋沿岸の北部に位置し、西に阿武隈山脈、東に太平洋を望む気候温暖な田園地域である。管内には新田川、南方には太田川の2級河川と岩部ダム、鉄山ため池をはじめ多数の溜池を有し、これらにより農業灌漑用水を取水し、それぞれの水系を主体とした5地区の土地改良区の下に土地改良事業を推進してきた。

 昭和54年3月15日には、土地改良区事業の強化推進、農業生産構造の改善と合理化を目的とし、合併して原町市土地改良区が設立された(福島第538号)。

 平成18年1月に南相馬市が誕生したことにより、平成22年4月1日には南相馬土地改良区に名称を変更し、現在に至る。